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ジャガー・ルクルトが「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」

ジャガー・ルクルトが「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」をヴェネツィア国際映画祭にて披露

 2019年は、ジャガー・ルクルトにとって映画界で最も権威あるイベントのひとつ、ヴェネツィア国際映画祭とのパートナーシップが15周年を迎えるという記念すべき年となります。ジャガー・ルクルトは同映画祭のメインスポンサーを10年以上にわたって務めていますが、現代映画に多大な貢献を果たした著名人に贈られるジャガー・ルクルトの「監督・ばんざい!賞」の授与が特に周知されています。

  今年のジャガー・ルクルトは、地球上から見える様々な星座が散りばめられた夜空のきらめきを表現し、この映画祭のレッドカーペットを歩くスターたちの手元で美しく輝きます。新作の「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」は、2019年8月28日から9月7日まで開催される、世界で最も長い歴史を誇る第76回目の映画祭期間中に発表されます。

  最高の映画とは、平凡な日常を見直し、暮らしを芸術へと昇華させるものです。そのアプローチに則り、ジャガー・ルクルトの「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」には、23時間56分4秒かけてダイヤルを一回転するオービタル・フライングトゥールビヨンが搭載され、時間そのものについての独特の観点が盛り込まれています。この特別な計時の単位は1恒星日の長さであり、太陽ではなく、遥か彼方の星から算出されます。

 ダイヤル自体には北半球の夜空が描かれ、アウターリングに囲まれた黄道十二宮にはそれぞれのシンボルマークが表示されています。フライングトゥールビヨンの軌道を越えているように見える小さなゴールドのインデックスは、ダイヤルの周りを1年かけて1周します。回転の内側の部分には、古代の星座カレンダーの表示が施されています。

「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」の今回のモデルがこれまでのモデルと異なる点は、コンテンポラリーで印象的な新しいデザインにあります。ダイヤルのテクスチャーや表示機能に関しては、一見するとシンプルになった印象ですが、実は微かな光がある時だけに見える別の表情があります。それはスーパールミノヴァが塗布されたインデックスと星座で、澄んだ夜空に輝く天体の光を思わせます。

 エレガントで現代的なケースは、新世代のケースデザインの一環として今年1月に発表した「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」に採用されたもので、その中には334の部品から成るジャガー・ルクルト製キャリバー946が搭載されています。表面のテクスチャー感は、サテン仕上げからマイクロブラスト加工や鏡面仕上げまで、さまざまな技法が43mmのホワイトゴールド製ケースの中で融合し、ダイヤルのディープブルーや、絶えず打刻しているゴールド製バランスホイールのローズ系カラーを美しく引き立てています。

 機械的でありながら美しさも持ち合わせ、日常を超越した世界へと誘う「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」は、日常生活のリズムだけではなく、宇宙の動きをも同時にとらえる非常に珍しいタイムピースです。

JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) ジャガー・ルクルトが「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」をヴェネツィア国際映画祭にて披露
極上の世界との親和性

 ジャガー・ルクルトは、1833年にル・サンティエで創業以来、高級腕時計の幅広い分野で他に類のない高度な専門技術を考案してきました。ジャガー・ルクルトでは今日も、ジュウ渓谷の工房内で数十年以上にわたり磨き抜かれ、自社内での技術革新により改良が重ねられてきた180もの時計製造と時計関連のスキルが実践に活かされています。

「マスター・グランド・トラディション・トゥールビヨン・セレスト」に搭載されているオービタル・フライングトゥールビヨンは、2010年の「マスター・グランド・トラディション・グランド・コンプリケーション」で初めて披露されました。このモデルは、ジャガー・ルクルトのサヴォアフェール(ノウハウ)の証となるチャイム機能の傑作であり、ハイコンプリケーション時計の拡大に貢献しています。

 さらに、フライングトゥールビヨンはジャガー・ルクルトが誇る機械式腕時計のもう一つの優れた分野、つまり恒星時の表示機能とも独自に組み合わせられ、ジャガー・ルクルトの男性用コレクションや女性用コレクションに採用されています。